ピアノトリオの愉しみ
Waiting list only
Saturday, 28th December 2013, 5pm
Naoko Kato, piano
Mamiko Funutsu, violin
Yukihisa Nakagawa, cello
Mozart, Piano Trio in G major K. 564
Mendelssohn Piano Trio No. 1 in D minor op. 49
Dvorak Piano Trio No. 3 in F minor op. 65
The program begins with the sixth and last of Mozart's piano trios. This is a perfectly crafted work, deemed 'late Mozart' although written when the composer was only 32. The Mendelssohn Trio needs little introduction. It is one of the most popular works for piano trio.
The Dvorak Trio is less well known. But this superb trio is one of Dvorak's most brilliant chamber works. According to 20th century musicologist, Hans-Hubert Schönzeler, “There is hardly another work in Dvořák’s output so sorrowful, somber
and poignant. It must rank among the
greatest of his chamber music compositions.” I would add that the Trio is far more than "sorrowful and somber". The strident march in the first movement is heroic, as is the scherzo in the second movement. The rondo is lively, sweet and rhapsodic. Indeed this is one of the finest piano trios in the piano trio repertoire. The chance to hear this great work would, alone, be reason to drop everything and come to this recital.
The musicians
We are fortunate to have three fine, Japanese, musicians to perform on the 28th:
Naoko Kato, piano is a graduate of Musashino Academia Musicae in Japan and Chicago Musical College, one of the oldest conservatories in the US. She lives in Bangkok where she teaches music and performs for the Bangkok Opera and has appeared as a guest pianist for the Bangkok Symphony Orchestra. Ms Kato performs frequently as an accompanist both for chamber music and song recitals.
Mamiko Funatsu, violin, studied with Leon Speiler, a former concertmaster of the Berlin Philharmonic under Karajan. She has performed extensively in Japan, both as a concerto soloist, an orchestra member of seven Japanese orchestras and string ensembles, and as a member of a string quartet.
Yukihisa Nakagawa, cello, is a member of the Bangkok Symphony Orchestra and the Nova Siam String Quartet. He has performed with numerous orchestras throughout Asia, such as the Hiroshima and Osaka Symphony Orchestras and the Malaysian National Symphony Orchestra. He has toured with the Bangkok Pro Musica in London, The Hague, Brussels and Berlin.
Tickets: 1,200 baht, limited to 20 places only. If you are interested don't delay. All previous events have sold out within a few days of announcement.
Reservation: Email
asiachart@hotmail.com or call 038 069681 (during office hours or 0818 205 202). Due to limited number of places
payment must be received before the day.
ピアノトリオの愉しみ
来る2013年12月28日(土)午後5時よりバンコク在住の日本人音楽家3人によるクラシックコンサート「ピアノトリオの愉しみ」を開催いたします。
このコンサートは去る10月13日にバンコクにおいて開催され絶賛を博したコンサートのパタヤ公演です。
演奏は船津真美子(バイオリン)、中川幸尚(チェロ)、加藤尚子(ピアノ)の現在はバンコクを中心に活動する三人です。
プログラムはモーツアルトのピアノ三重奏曲第7番ト長調、メンデルスゾーンの名曲、ピアノ三重奏曲第1番ニ短調そしてドボルザークの大曲、ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調です。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
船津 真美子(バイオリン)
相愛子供の音楽教室を経て、相愛高校音楽科、相愛大学音楽学部器楽学科卒業、研究生修了。
第6回日本クラシック音楽コンクール大阪大会奨励賞(第3位)、全国大会入選。アゼリア推薦新人演奏会、宝塚ベガ新人奏会出演。大阪・箕面市民オーケストラ、吹田市交響楽団他とコンチェルトを共演。
静岡・沼津市芸術祭出演。これまでに、ヴァイオリンをグレゴール・ブーロ、里屋智佳子、小谷公子、木野雅之の各氏に、室内楽を林俊昭、林由香子の両氏に師事。ベルリンにてベルリンフィル・元コンサートマスターのレオン・シュピーラー氏に、旭川ウィーン国際弦楽セミナーにてM.フリッシェンシュラガー氏にレッスンを受ける。 地元の大阪・箕面市民オーケストラでは、約10年間コンサートミストレスを務めた。ソロや室内楽、日本各地の主要オーケストラで演奏。日本演奏連盟会員。
中川 幸尚 (チェロ)
15歳でチェロをはじめる。チェロを林俊昭氏(当時大阪フィルハーモニー交響楽団首席チェロ奏者)に師事。また室内楽をDUO HAYASHIに師事する。1996年、アジア・ユース・オーケストラのオーディションに合格、アジアの主要都市でのコンサートに参加。また同オーケストラの選抜メンバーによるアジア・ユース・チェンバーオーケストラのメンバーに選ばれバンコク、大阪でのコンサートに出演。これまで、客演首席チェリストとしてバンコク交響楽団、ガラヤニ・ワタナ・インスティチュート管弦楽団(タイ)、グアム・シンフォニー・ソサエティー(アメリカ)、ヌサンタラ交響楽団(インドネシア)、アンサンブル神戸に招待される他、広島交響楽団、大阪シンフォニカー(現大阪交響楽団)、宝塚歌劇場管弦楽団、東京シティー・フィルハーモニック管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、アジア室内管弦楽団、マレーシア国立交響楽団、マカオ管弦楽団等のオーケストラに客演。2012年にはバンコク・プロ・ムジカのメンバーとしてロンドン、ハーグ、ブリュッセル、ベルリンでコンサートを行う。これまでにチェロを林俊昭氏の他、クリストフ・ヘンケル、トビアス・キューネ、クラウス・シュトルクに師事、室内楽においてクラウス・シュトルク、澤和樹、岡山潔、森田玲子諸氏の指導を受ける。これまで、大阪芸術大学非常勤助手、大阪音楽大学オーケストラ要因、マヒドン大学(タイ)およびシラパコーン大学(タイ)音楽学部講師を歴任。現在はタイ国立ブラパ大学芸術学部講師。また現在バンコク交響楽団首席メンバー、ノヴァ・サイアム弦楽四重奏団、アーティスト・アンサンブル・バンコクのメンバーとして活動。チャリティーコンサート「がんばれ日本」主催
加藤 尚子(ピアノ)
三重県桑名市出身。4歳の頃より、母の手ほどきを受けピアノを始める。10歳で第1回ジュニアオーケストラコンクールにて最優秀賞を受けオーケストラと共演。その後、持田智子氏に師事。
武蔵野高等学校音楽科、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。同年5月 練馬区新人演奏会、9月 三重県新人演奏会に出演。在学中、杵淵茂登子氏に師事。1994年、アメリカのシカゴ音楽大学大学院へ留学。シャロン・ロジャース、パウウェル・ヘチンスキー・ルードミル・ラザールの各氏に師事。在籍中、シカゴ音楽大学、バッハ財団、モントローズ・クリスチャン教会基金、古典音楽「アルス・ノバ」、その他より奨学金を多数受賞。この頃より、伴奏家・室内楽奏者として活動を初め、バリトン歌手アンドリュー・シューツ氏の専属ピアニストとなる。1996年、シカゴにてデビューリサイタルを成功に収め、同年よりシカゴ混声合唱団の伴奏者、シカゴ・シビックオーケストラの鍵盤楽器奏者(1996-1998年)となる。1997年、マーティン・キャッツ氏を始め、多くのマスタークラスを受講。
1999年、渡タイ。翌年2000年には、バンコク・オペラ、バンコク・コミュニティー・シアター、バンコク・ユナイテッドアーティストの専属ピアニスト、そして、バンコク混声合唱団、バンコク・シンフォニー・オーケストラ、チュラロンコーン大学のゲストピアニストとなるかたわら、多くのアーティストと共演。2001年には「老嬢と泥棒」で指揮者兼ピアニストとなる。また、バンコクオペラによる第1回声楽コンクールの専属ピアニストに抜擢される。ミュージカルの分野でも専属ピアニストを務め、主な作品として「Guys
& Dolls」「HONK!」「ウェストサイドストーリー」「シカゴ」「アニー」などが挙げられる。さらに、タイ王室のためのコンサートを始め、Maria
Radicheva氏(ジュリアード音楽院)、 渡邊篤子氏(パリ音楽院)、Geertje
Podevyn氏(Limburgs Symfonie Orkest)ら と共演。2006年、三重フィルハーモニック交響楽団とコンチェルトを共演。2007年には、日タイ修好120周年記念コンサートにてピアニストを務め、両国間の友好に貢献。2011年の東日本大震災直後からタイで行われているチャリティーコンサート「がんばれ日本」にも出演。
現在、Peterson Music Schoolで後進の指導に力を入れるかたわら、ソリスト・伴奏家・室内楽奏者として演奏活動にも力を入れ、タイ、日本を中心に活躍中。